新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクの購入が難しくなっていますね。
そもそも、使い捨てマスクはゴミが出るし、息で中が湿っぽくなったり、素材が肌に合わなかったりと、トラブルも多いですよね。
手作りの布マスクは、肌にも優しく、ごみも出なくてエコ!
作り慣れてきたら、大きさも自分サイズで作れたり、好きな柄や色で作れるし、いいことづくめです。
ここでは、布で作るノーズワイヤー入りの平面ボックスプリーツマスクの作り方をご紹介します。
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目次
手作りマスクの布選び
手作りマスクの楽しみは布選びですよね。
一口に『布』といっても様々な素材の生地があり、迷ってしまいますよね。
生地選びについては、こちらの生地で詳しく説明しているので、迷っている方は、ぜひご一読くださいね。
ボックスプリーツって?
ボックスプリーツとは、次の図のようなヒダが箱状に折られたものを言います。
スカートのボックスプリーツは、折られた部分が内側に入っていますが、マスクの場合は、これだと内側に花粉やホコリなどがたまりやすいということと、顔の曲線に合わせて外側にふっくらと膨らませたいために、外側に折ります。
画像で見ると、わかりやすいです。
今回は、外側の布と内側の布は別の生地を使って作ります。
平面ボックスプリーツマスクの材料
【仕上がり寸法】平置きで
普通サイズ タテ 7cm×ヨコ 19cm
小さめサイズ タテ 7cm×ヨコ 16cm
タテサイズを少し小さく改正し、普通サイズと小さめサイズを同一にしました。
普通サイズと小さめサイズはヨコのサイズが違います。(2020年3月27日改正)
■材料
緑の数字は普通の大人サイズ、カッコの中の赤の数字は少し小さめサイズです。 外側の布…タテ 15cm(15cm)×ヨコ 24cm(21cm) 内側の布…タテ 15cm(15cm)×ヨコ 19cm(16cm) ノーズワイヤー…4mm幅×10.5cm 丸ゴム…28~30cm前後×2本 糸…ポリエステル60番の糸 |
今回使うノーズワイヤーは、使い捨てマスクのものを抜き取って再利用したものです。
ノーズワイヤーはどういうものを用意すればいいのかよくわからない場合は、こちらの記事で詳しく説明しますので、ご覧ください。
■生地の種類
生地はお好みで選んでOK
今回使った生地は、下記の通りです。
外側の布…白のオックス地
内側の布…水玉のダブルガーゼ
裁断と印付け
生地を裁断していきます。
型紙なしの作り方なので、材料のところに記載したサイズに生地をカットします。
縫い代はほとんど1cmなので、印はつけなくても大丈夫ですが、縫う時に自信がない方はチャコペンで印をつけておくと縫いやすいです。
印は生地のうら面に付けます。
▼印付けに便利なチャコペンや道具ついての関連記事はこちら
チャコペンや印付けの道具の種類|メリット・デメリット。便利なのはどれ?
印付けの道具の上手な使い分け方法|チャコペン・ヘラ・しつけ糸など
縫い方の手順
1. 外側の布と内側の布を縫い合わせる
外側の布と内側の布を中表に合わせます。
ヨコの長さが、外側の生地の方が両脇2.5cm余るように重ねます。
上下を縫い代1cmのところを縫います。
縫い代を開いて、アイロンをかけます。上下2か所とも。
クルっと表に返します。
上下をステッチします。
上部は、4mm幅のノーズワイヤーを入れるので少し余裕をもって7mmのところにステッチをかけます。
下部は際にステッチ(※1)をかけます。
※1 | ステッチとは、表面に見える本番の縫い目です。ステッチをかけることで、生地を落ち着かせる役割がありますが、糸色を変えてアクセントにするなど、装飾の役割をさせる場合もあります。 |
2. ノーズワイヤーを入れる
ワイヤーを入れるのが面倒な場合は、2は無視して、3へ進んでもOKです。
上部のノーズワイヤーを入れる位置に印をつけます。
上部のマスクの中心にノーズワイヤーの長さ+1cmの位置に印をつけます。
上部の脇からノーズワイヤーを正しい位置まで入れます。
先ほど印をつけた位置を縫い留めて、ノーズワイヤーがずれないように固定します。
この時、ワイヤーの上を縫ってしまうとミシン針が折れてしまうので気を付けて縫ってくださいね!
3. プリーツを作る
外側の生地のおもて面を上にして、ヨコを半分に折ります。
わ(折り山の部分)から3cmのところに、端から4cmほどチャコペンで印をつけます。
印の上を押さえミシン(※2)をかけます。
※2 | 押さえミシンとは、本縫いとは別に仮に縫っておくことで、強度を強くしたり安定させたりする役割があります。 |
反対側も同じように押さえミシンをかけます。
下図のようにプリーツを折りたたみます。
外側の生地のプリーツの山を端から4cmほどステッチをかけます。
反対側も同じように。
4. ゴム通し部分を縫う
内側を上にしておきます。
左右共に、外側の生地の方が、横の長さが2.5㎝長くなっているはずです。
その部分がゴム通し部分になりますので、を三つ折りしていきます。
まず、1cm折ってアイロンで押さえます。
さらに1.5cm折ってアイロンで押さえます。
折った部分を待ち針で留めて、ミシンで縫いいます。
5. ゴムを通したら完成!
ゴムを通して、結び目を中に入れたら、完成です!
試着して、ゴムの長さを調整してくださいね。
こちらは、ゴムの代わりにアクリルテープにしたものです。
ゴムより優しいので、痛くなりにくいですよ。
使用したアクリルコードは、楽天で購入したこちらの商品です。
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