「黒」についてお話していきます。
世の中のあらゆるものには、色があります。
目を開けた瞬間から、たくさんの色が目に飛び込んできますよね。
もし、世の中から色がなくなったら・・・色がない世界なんて、なんだか寂しくて味気ないですよね。
色とりどりの世界というのは、地球特有のものなのかなと思います。
色彩豊かなこの地球に生まれたことに感謝ですね。
普段の生活の中で、色を選ぶ機会はたくさんありますが、実は色というのは、その時の心理状態が現れるものなんです。
色と心とは、無意識のつながりがあるんですね。
なんだか、不思議です。
黒の特徴や黒を選ぶときは心がどんな状態なのか、黒にはどんな力があるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
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目次
黒のイメージ
色には、ほとんどの人が共通して感じているイメージがあります。
いくつか例を挙げてご紹介します。
具体的イメージ
実在するもので黒を連想するものをあげてみます。
髪の毛・機関車・黒猫
髪の毛の色は人種によって違いますが、日本人からすると黒というと髪の毛をイメージする人も多いと思います。
抽象的イメージ
次に、黒から連想する抽象的なイメージをあげてみます。
●ポジティブ
高級感・威厳・プロフェッショナル・自己確立・意志の強さ・神秘・シック・ブランド・ゴシック・ビジネス・カッコイイ・権威・本物・男
●ネガティブ
重苦しい・威圧感・人と距離を置きたい心理・悲しみ・暗闇・深層心理・トラウマ・悪魔・魔の手・犯罪・ダーク・汚れ・絶望・恐怖・死・病気・死神
意志の強さやカッコよさを感じますね。
暗闇や恐怖の怖さのようなものも感じる色です。
黒の特徴
高級ブランドの色
黒は高級さを感じる色ですね。
高級ブランドのイメージカラーや、ショップの内装や紙袋などに良く黒が使われています。
その分、黒にはちょっと近寄りづらさのようなものも感じます。
光のない世界
光がない世界では、すべて黒に見えてしまいます。
全て黒の世界は、何もがあるのか何もないのか、それすらもわからない暗闇の世界です。
色というのは光があってこそなんです。
なので、黒は「無の世界」や「無意識」を連想し、何も見えないということから、さらに「未知なる世界」を感じます。
「未知なる世界」は良い世界なのか悪い世界なのかもわからない。
黒にはそういった不安を感じさせる要素もあります。
光の裏には影があり、黒はこの「影」の部分を感じる色です。
心にモヤっとした影のような黒いものを感じたら、その裏(先)には明るい未来が待ってるのでぜひ自分の心の内側と向き合って、影が何なのかを見つけてみてくださいね。
それには瞑想がおススメです。
人を寄せ付けない色
黒は威圧感や恐怖感を感じさせます。
全身真っ黒い服装で笑顔1つない人が近づいてきたらちょっと怖いですよね。
気持ちが感じられない色だったり、明るさが感じられない色ですね。
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黒の色彩心理効果
どんな気持ちの時に黒を取り入れるといい?
自分の世界に入り込みたい時におススメの色です。
逆に言えば、人を惹き付けない色ということなので、楽しい時間を過ごしたい時には全身黒の服というのは避けた方が良さそうです。
威厳や誠実さのある色でもあるので、背筋をピシッとしたいような場面で取り入れると気持ちがひきしまります。
こんな場面で黒の効果を利用しよう
黒は本物やプロフェッショナル、高級感のある色なので、プレゼントをする時は光沢のある黒の紙袋に入れると高級感が増します。
赤を差し色にしてリボンを付けるとさらに、相手を大切に思う気持ちがストレートに強く伝わります。
黒が好きな人の性格は?
ひとりの時間が好きで、自分だけの時間を大切にする人が多いです。
自立した人に憧れて、周りから「できる人と見られたい」という気持ちがあります。
周りからあまり声をかけられたくないという、人見知りさんの気持ちの表れかもしれません。
黒い色の食べ物
黒い色の食べ物を食べて、体の中から黒の力強さをとりいれましょう。
黒い色の食べ物は
海苔・黒ごま・あんこ・黒豆・黒米・イカ墨・・・など |
黒を風水で見ると
頭の回転や冷静さをあらわします。
頭が冴える色なので、集中して頭を使う時などのビジネスシーンに取り入れると良い色です。
冷静さがある色ですが暖かみには欠けるので、家庭では書斎には向きますが、家族が集まるリビングには不向きです。
黒は多用すると気持ちが沈んで落ち込みやすくなるので、気をつけましょう。
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