バフ風フェイスマスクカバーの作り方!ネックガードとして日焼け防止・防寒対策に

夏に涼しくて、冬は暖かいマスクの形はないかな・・・

そこで出会ったのが、ランナーに人気のバフです。

鼻から首まですっぽり覆う形なので、息苦しくなくて、夏は薄手の生地で作れば顔と首の日焼け防止に、冬は暖かい生地で作れば防寒になります。

今回は、今話題のバフをアレンジしたバフ風フェイスマスクの作り方をご紹介します。

型紙の作り方も掲載しています。

直線ばかりなので、型紙を作るのが面倒だったら、型紙なしで布に直接寸法を記入して作ることもできます。

 

スポンサーリンク

 

バフって何?

 

バフは、ジョギングなどの際に使う筒状になっている布です。

頭に巻いたり口元を覆ったり、いろいろな使い方ができて、柄も素敵なものがたくさんあり、おしゃれなランナーの間で流行っているようです。

 

バフというのは実は商品名で、似たような形のものには、ネックゲイター、ネックチューブなどがあります。

 

どれも似たような筒型のものようです。

バフの使い方を見てみましょう。

参考:Buff

 

伸縮性の生地で出来ているので、いろいろな使い方ができて便利そうですね。

 

コロナ騒動の中では、ランナーもマスクを着用するようにとエチケットが求められ、バフの人気が急上昇したようです。

 

通常バフは伸縮性のある生地で作られていますが、作り方をちょっと工夫することで、伸縮性のない生地でも作ることができます。

 

今回は、伸縮性のないコットン(綿)の生地を使って作るバフ風フェイスマスクの作り方をご紹介します。

 

バフ風フェイスマスクに適した布選び

機能性ポリエステル

夏用のニットのポリエステル生地には、冷感・吸汗・吸湿・速乾・UVカットなどの機能が付いた生地があります。

この素材が一番バフ向きです。

 

暑い夏に、触れると涼しく感じる生地は、本当にありがたいものです。

さらにUVカット機能がついていれば、顔と首元の日焼け防止になるので、女性にはうれしいですね。

現在は、この機能性ポリエステルの生地でマスクを作ろうと考えている人が多いため、売り切れていてなかなか購入できなくなっています。

 

そんな時は裏技として、ユニクロやイオンなど大手スーパーが販売している機能性ポリエステルで作られているインナーを生地として使うのも手です。

 

■楽天で見つけたおススメの生地

 

 

■楽天で見つけたドライインナー(生地として使用するのにおススメ)

柄がめちゃくちゃ素敵です!

脚の部分を使えば、幅さえ合えばそのまま切って上下だけ縫えば使えますね。

 

 

 

コットン(綿)

肌に優しい素材なので、コットンもおススメです。

綿といっても色々な生地がありますが、おススメは

  • ローン
  • ブロード
  • シーチング

です。

生地の厚さは、ローンが一番薄手、次にブロード、その次にシーチング、という順です。

 

綿ローンは、細い糸で織られている生地のため、軽やかで上品な質感で、見た目もよく、肌触りも抜群です。

 

ブロードには、ポリエステルと綿の混紡のTCブロードというものも主流で、光沢があり、しわになりにくいため、取り扱いがラクチンです。

 

Wガーゼ

Wガーゼも綿で出来ています。

Wガーゼは、使うほどにふんわりと優しい質感になり、肌触りでは、他の生地に比べても断トツです。

夏のストールなどにも使われていることから、バフ風フェイスマスクにピッタリな素材であることがわかります。

 

バフ風フェイスマスクは1枚仕立てで作るので、通気性の良いガーゼだと、マスクとしての効果はちょっと弱いかもしれません。

人通りの少ない道などでのジョギングや散歩に使うのに向いていますが、人が多い所では、中にマスクを重ねてつけるなどの工夫をした方が安心です。

 

 

生地選びで迷ったあなたにおススメの記事

 

 

バフ風フェイスマスク作りに必要な道具

今回ご紹介するバフ風フェイスマスクを作るときに最低限必要な道具は次の通りです。

道具 
ミシン

チャコペン

糸切バサミ

布切バサミ

定規

待ち針

しつけが必要なら、手縫い用の針

紙を切るハサミ(型紙を切る)

 

バフ風フェイスマスクの材料

材料
布・・・タテ 40cm×ヨコ 約80cm(多めに計算してあります)

糸・・・ポリエステル60番の糸(色は布に合わせて)

ゴム・・・6コール~8コールの平ゴムを平置きにしたヨコ寸法の2倍分、Sサイズ61㎝、Mサイズ65㎝、Lサイズ69cm(長さはお好みで調節してください)

 

バフ風フェイスマスクのサイズと型紙の作り方

【仕上がりサイズ】平置きで

Sサイズ・・・タテ 30cm×ヨコ 30.5cm

Mサイズ・・・タテ 30cm×ヨコ 32.5cm

Lサイズ・・・タテ 30cm×ヨコ 34.5cm

 

サイズの測り方

サイズは、横幅の違いで選びます。

ヨコのサイズは、顔の大きさにより異なりますので3サイズご用意しました。

サイズの選び方は、図のように耳の上部の付け根から目の下を通って反対側に耳の上部の付け根まで立体的に測ってみてください。

この時、きつめではなく、布を顔に巻いたときをイメージしてやさしく測ってください。

Sサイズ・・・26cmくらい

Mサイズ・・・28cmくらい

Lサイズ・・・30cmくらい

 

型紙の作り方

型紙は、前布と後ろ布の2つです。

違いは横幅です。

後ろ布の横幅の方が広くなています。

 

ジャストサイズで作りたい!という方のために計算方法を記載しておきます。

 

こちらで用意した型紙の作り方を使っちゃうよ、という方は、上記の2つの画像を参考に型紙を作ったあと、裁断に進んじゃいましょう。

 

オリジナル型紙の作り方

■ヨコ寸法の計算方法

生地は前布と後ろ布の2枚を脇で縫い合わせますので、前布と後ろ布の横幅を計算していきましょう。

 

① まずは、前布の横幅を計算していきます。

先ほどサイズの選び方で説明した方法で、耳から耳までの寸法を測ります。

② ①で測った長さ+2cmが前の部分の横幅になります。

③ 次に後ろの幅を計算していきます。②の横幅に5cmプラスしたものが後ろ布の横幅になります。

 

■タテ寸法

タテ寸法は、私が作った型紙は30.5cmですが、お好みの長さにしていただいて大丈夫です。

 

■縫い代の寸法

これに縫い代下記のように足していきます。

 

裁断

裁断していきます。

布に型紙を置いて、大きさを書き写します。

タテの辺と布の耳を平行にして、カットしていきます。

柄などにより、タテとヨコの向きが逆になっても大丈夫です。

 

▼印付けに便利なチャコペンや道具ついての関連記事はこちら

チャコペンや印付けの道具の種類|メリット・デメリット。便利なのはどれ?

印付けの道具の上手な使い分け方法|チャコペン・ヘラ・しつけ糸など

 

縫い方の手順

【きれいに仕上げるためのpoint】

  1. ミシンの縫い目は、織物の生地なら2~3くらい、ニットなら3くらいのメモリを合わせておきましょう。
  2. 縫い始めと縫い終わりは、1cmくらい返し縫いを忘れずに。
  3. 縫うたびにアイロンをかけることで、きれいに仕上がります。

 

1. 両脇を縫う

① 両脇にロックミシンまたはジグザグミシンをかけて、ほつれないように処理をします。

どちらもない場合はそのままでOK。(生地によっては、洗っていくうちに生地端がほつれてくることがあります。)

② 前布と後ろ布を中表に合わせ、両脇を縫い代1cmで縫います。この時、耳の部分8cm分はよけて、縫ってください。チャコペンで印をつけるとわかりやすいです。

耳の部分をよけるのは面倒くさい・・・という方は、そのまま直線縫いで縫っちゃうのもありです。

耳を出すことはできませんが、上部にゴムが入っているので、耳に引っかかって下がるのを防ぐことはできます。

その場合は③を抜かして2に進んでください。

 

③ 縫い代を開いてアイロンをかけて、耳の部分に下記の画像のようにステッチをかけます。ステッチ幅は適当に。

 

2. 上下を縫う

① 上下を三つ折りにして縫います。

上部は1cm+1.5cmの三つ折りにします。

後ろの中心にゴム通しを作るので、1.5cmくらい隙間を作ってください。

下部は1cm+1cmの三つ折りで縫います。

縫ったらアイロンをかけて縫い目を落ち着かせます。

 

3. ゴムを通す

上部の後ろ中心に作ったゴム通しからゴムを通して結びます。

試着して、ゴムの結ぶ位置を調整してください。

完成です!!

 

グレーのニットで作ったものがこちら

 

スカーフ型に興味のある方は、こちらもどうぞ

スカーフマスクの作り方【超簡単】直線縫いのみ!市販のスカーフの着用方法も
女性に人気のスカーフマスク! さらっと風が通って、春夏に最適ですよ。 お手持ちのスカーフをスカーフマスクとして使うのもにするもよし、生地から作るもよし。 というわけで、まずは使い方からご紹介...

 

『バフ風フェイスマスクの作り方!』まとめ

バフ風フェイスマスクの作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?

直線縫いばかりなので、簡単につくれます。

ぜひチャレンジしてくださいね!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました