バッグの持ち手に付けておけば、使いたいときにすぐに見つけられるからおススメ!
手先でさっと取り出せるように、キーホルダータイプのポーチの作り方をご紹介します!
スポンサーリンク
目次
消毒・除菌スプレーボトル携帯用ポーチってなぁに?
外出先で手軽に消毒除菌ができるようにスプレーボトルを持ち歩いている方も多いと思います。
そのスプレーボトルにジャストサイズのポーチです。
特徴は
- ガラス瓶にも安心のクッション性のあるふわふわポーチ
- ファスナーで開閉
- チェーンでバッグの持ち手などに引っかけられます
布選び
どんな素材でも作れますが、初心者さんは綿が縫いやすいです。
おもて布と内布の二枚仕立てなので、二種類の生地を使います。
内側はサテンなどのつるっとした生地を使うと高級感が出ます。
使う生地量が少ないので、100円ショップのはぎれや手ぬぐいなどでもOK。
履かなくなったジーンズなどをリメイクして作ってもいいですね。
ただ、ポーチ自体が小さいので、分厚い生地だと縫いにくく、難易度があがります。
ポーチ作りに必要な道具
ポーチを作るときに最低限必要な道具は次の通りです。
道具 |
ミシン
チャコペン(フリクションボールペンがおすすめ) 糸切バサミ 布切バサミ 定規 待ち針 しつけが必要なら、手縫い用の針 |
ポーチのサイズと材料
今回は、次のボトルのサイズにジャストフィットなポーチを作っていきます。
10mlサイズ 高さ:8.5cm 幅2.5cm
【ポーチの仕上がり寸法】
今回のボトルのサイズは 高さ:8.5cm 幅2.5cm ですが
お手持ちのボトルの大きさを測って、おおよそ
タテ・・・ボトルの高さ+3.5cm
よこ・・・ボトルの高さ+3cm
を目安に作ってください。
材料 |
おもて布・・・タテ 14cm×ヨコ 15cm
うら布・・・タテ 14cm×ヨコ 15cm キルト芯(綿(わた)がシート状になったもの)・・・タテ 14cm×ヨコ 15cm なければ綿(わた)を代用 糸・・・ポリエステル60番の糸(色は布に合わせて) ファスナー・・・金属のファスナーの場合は12cm、ナイロン製のファスナーの場合は12cm以上のものを用意し、余った長さは縫製途中でカットする |
今回見本で作るポーチの材料は、
おもて布・・・ツイル( 織り目が斜めの畝(うね)状に見える特徴の布)
うら布・・・サテンです。
ファスナー・・・18cmのナイロンファスナー(長いので後でカットします)
ファスナーの種類と名称
■ファスナーの種類
ファスナーのエレメントには、ナイロン製のものと金属製のものがあります。
ナイロン製のものは、エレメント部分を縫うこともできるし、長すぎたときにはハサミでカットすることもできるので、扱いやすいです。
一方、金属製のものは、丈夫だというメリットはありますが、長すぎたときにもハサミで切ることが出来ないので、ジャストサイズのものを用意しないといけないというデメリットがあります。
■ファスナーの名称
縫い方の説明のなかで、ファスナーの名称を使って説明をするので参考にしてください。
裁断と印付け
生地を裁断していきます。
①おもて布とうら布を、タテ 14cm×ヨコ 15cmに生地をカットします。
②印付けをする
縫い代はすべて1cmなので、印はつけなくても大丈夫ですが、縫う時に自信がない方はチャコペンで印をつけておくと縫いやすくなります。
印をつける場合は下記のようにタテとヨコ、すべて1cmの縫い代になりまし。
印は、生地のうら面に付けてください。
縫う
1. ファスナーを付ける
①うら布にファスナーを付ける
うら布のおもて面にファスナーを図のように待ち針で留めます。
ファスナーの先は、金具のところで後ろに折り返し、端から1.5㎝のところにファスナーの金具が来るようにファスナーを留めます。
青い点線の二か所を縫って、サテン生地とファスナーを縫い留めます。
②おもて布を①に縫い付ける
ファスナーのところを中表にして、おもて布を乗せて、待ち針で留めます。
ミシンをかけるので自信がない場合はしつけをしてください。
縫う時は、サテン側を上にして、先ほどの縫い目より一針分くらい本体側を縫うと、表に返した時に先ほどの縫い目が中に隠れてきれいです。
2. ヒモを縫う
①4cm幅を図のように四等分して縫います。
②ヒモを本体に縫い付ける
付ける位置は、ファスナーから1.5cmのところ。
ヒモは半分に折って、「わ」になる方を内側に入れます。
端から7mmくらいのところに縫い留めます。
3. 本体を完成させる
ファスナーはかたいので、避けて縫います。
ずれやすいので、しつけしたほうが安心です。
縫い代とファスナーの向きは、次の図を参考にしてください。
ファスナーを避けて、①と②を分けて縫います。
①を縫う時は、返し口として5cmくらい開けておきます。
図の③は、ファスナの上部の金具は端から1.5cmにしてあるので、端から1cmのところを端から端まで縫います。
④あまったファスナーをカットする
ファスナーを本体から少し離れたところを数回返し縫して、スライダーが抜け落ちないようにします。
縫ったところから1cmくらいのところをハサミで切り落とします。
⑤マチを2cmくらいにして縫う
⑥キルト芯を縫い付ける
キルト芯ではなく、綿(わた)を使う場合は、⑦に飛んでください。
おもて布にキルト芯をかぶせて、縫い代のところに、縫い付けます。
キルト芯がずれないように縫い留めるだけなので、縫い代に適当に縫い付けるイメージです。
手縫いでざっくり波縫いで3cmくらい縫うか、ミシンの場合は、縫い目のメモリを大きくして、布面を上に、キルト芯を下にして、縫います。
(キルト芯を上にして縫うと、ミシンの抑えに引っかかってしまうことがあるので注意)
縫う個所はファスナー部分の縫い代と、脇の部分です。
⑦返し口から表に返す
返し口から表に返します。
キルト芯は使わずに綿(わた)を使う場合は、ここで綿を入れます。
綿の量はお好みで、全体に広げます。
返し口を縫い留めます。
手縫いでもミシンでもどちらでも大丈夫です。
⑧このままだと、ファスナー近くのうら布が浮いてきてファスナーに噛みやすくなってしまうので、うら布を内側の縫い代に縫い留めます。
この時、おもて面に縫い目が出ないように気を付けてください。
うら布のおもて面に出る縫い目は極力小さくします。
完成です!
キーホルダーにする金具
金具は、お好きなものを取り付けてください。
チェーンにして、バッグの持ち手にひっかけられるようにしたり、キーホルダーにして、バッグの金具にくっつけたり、自由に考えてくださいね。
ネットや100円ショップなどでキーホルダーパーツを購入することが出来ます。
100円ショップでは、すでに商品としてい売られているキーホルダーやパスケースなどの金具の部分だけを取り外して使うという手もあります。
単体でパーツを購入する種類も豊富で、安く購入できる可能性があります。
リールを使えば、ビヨ~ンと伸ばして使えて便利ですよ。
■楽天ので見つけたリール
おススメのスプレーボトル
今回使用したスプレーボトルは楽天のこちらの商品です。
|
わたしは、次亜塩素酸水を作ってスプレーに入れて携帯しています。
手指だけでなく、マスクにもスプレーしています。
次亜塩素酸水とスプレーボトルは、現在は新型コロナ感染拡大の影響で売切れたり仕入れたりを繰り返しているようですので、めげずに繰り返しネットで探していると、販売しているタイミングに出会えます。
マスク関連グッズの作り方紹介
使い捨てマスク、布マスク、マスクポーチの作り方をご紹介しています。
マスクカバーの作り方
布やガーゼのマスクの作り方
使い捨てマスクの作り方
マスクポーチの作り方
作るのが面倒という方は、楽天でおススメのポーチをご紹介します。
『消毒除菌スプレーボトル携帯用ポーチの作り方!』まとめ
携帯用スプレーボトルのポーチの作り方についてまとめましたが、いかがでしたか?
バッグにつけておけば、探す手間なく、すぐに使うことが出来て便利です。
普段バッグを持ち歩かない男性は、Gパンなどのベルト通しにひっかけておけば安心ですね。
次亜塩素酸水を携帯すれば、マスクにもスプレーすることが出来て便利です。
コメント