新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、外出自粛が続く中、自宅で過ごす時間がいつもよりも増えましたよね。
マスクの購入も難しいので、マスク作りから始まって、これを機に洋裁を始めて見ようと考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、洋裁初心者さん向けに、おすすめのミシンピックアップしました。
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目次
家庭で使うミシン3種類
家庭で主に使われるミシンは、主に3種類あります。
- 家庭用ミシン
- 職業用ミシン
- ロックミシン
初心者さんには、家庭用ミシンがおすすめ。
まずはざっくりと3種類にミシンについてご説明します。
家庭用ミシン
初心者さんやたまにしかミシンを使わない方には、家庭用ミシンがおすすめです。
通常、家庭で子どもの幼稚園グッズを縫ったり、年に数回ミシンを触るかどうか、くらいの方には、家庭用ミシンがおすすめです。
家庭用ミシンには、直線縫いの他、ジグザグミシンという切った部分がほつれないようにかがる機能や、ボタンホールを作る機能などがついているものもあります。
操作もわかりやすく、ミシンを使い慣れていない人でも無理なく使えるようにできています。
職業用ミシン
家庭用ミシンよりも、値段も性能もはるかに上のミシンです。
機能は直線縫いだけですが、縫い目がきれいで速いスピードで縫う設定ができるのが特徴。
糸も大きい糸をセットできます。
こちらは値段が10万円くらいするものが多いため、縫製を仕事としている方じゃないともったいないと思われます。
ロックミシン
生地をカットしながら生地端がほつれないようにかがるミシンです。
Tシャツなど、ニット類は、かがりながら本縫いもできてしまうという、素晴らしく便利なミシンです。
3本糸または4本糸で縫うミシンです。
こちらも10万円くらいするミシンなので、ミシンをしょっちゅう使う方または縫製を仕事とされている方じゃないとなかなか手が出ないミシンですね。
ロックミシンがあると縫製の幅がグーンと広がるので、まずは家庭用ミシンを使いこなせるようになったら、ロックミシンの購入を検討してみてもいいかもしれませんね。
家庭用ミシンの種類
今回は初心者さん向けのミシンをご紹介するというテーマなので、家庭用ミシンについてご説明していきます。
家庭用ミシンは、大きく3つに分類されます。
電動ミシン
この3つの中では、いちばんシンプルな構造のミシンです。
縫う速度とパワーが比例していて、スピードを落とすとパワーが落ちてしまいます。
また、縫い終わったときの針位置が一定でなく、布に刺さったまま・中間の位置・一番高い位置とずれがあるので、ミシンの扱いになれていないと、うっかり生地を傷つけてしまったりするので、注意が必要です。
機能がシンプルなので、価格は5,000円~15,000円くらいです。
電子ミシン
電子回路で縫うスピードを制御するミシンのことをいいます。
縫い始めがスロースタートなので、ミシンに不慣れな方にもおすすめ。
ゆっくりスピードでも、パワーがおちないので、使い勝手は◎です。
最近は縫い模様が10種類くらいあるものも多いので、たまにミシンを使う程度なら、十分な機能がそろっています。
価格は、1万円~3万円くらいです。
コンピューターミシン
電子ミシンの機能にプラスして、コンピューターが制御します。
液晶パネルで操作したり、模様縫いの種類が多かったり、刺繡もできたりと、バリエーションも豊富です。
操作ミスなども教えてくれたりするなど、初心者でも安心な機能がついています。
この中では一番高性能なため、いちばんお値段がお高めで、3万円~くらいです。
ミシンによって、ついている機能が違うので、購入するときには性能と価格を比較して選ぶといいですね。
ミシンの選び方
ミシンの種類以外にも、ミシン選びの際に気を付けたいポイントがいくつかありますので、ご紹介します。
ポイント1. メーカー
ミシンは、精密機器なので、安心できるメーカーのものを購入することをおすすめします。
ミシンメーカーで有名なものは、
- brother(ブラザー)
- JAGUAR(ジャガー)
- SINGER(シンガー)
- JANOME(ジャノメ)
これらのメーカーの中で、欲しい機能や価格などの条件からミシン選びをすることをおすすめします。
ポイント2. 購入方法
購入方法、つまり購入先のことです。
最近はどんなものでもネットショッピングが主流になっているので、楽天やヤフーショッピングなどでの購入を考える方も少なくないのではないでしょうか。
ですが、ミシンは販売店というところで購入することもできます。
実は販売店での購入がおススメ。
ミシンに詳しい従業員の方からアドバイスを受けながらミシン選びができ、さらに故障などの際も丁寧に対応してもらうことが出来ます。
販売店だけでしか取り扱っていない商品もあったり、さらには、高価なミシンの中古品を売ってもらうこともできます。
ただ、信用できる販売店を探すということがまずは難関ですね。
知り合いで縫製業をされている方がいればそういった方からミシン販売店を紹介してもらったり、街のお直し店などから、上手く販売店情報を聞き出したり。
SNSを駆使して、情報を集めたり。
信頼できる販売店を見つけることが出来たら、かなりラッキーですね。
ポイント3. 機能
ミシンには様々な機能があります。
どんな機能がどれくらいついているかで価格も違ってくるので、最低限どんな機能が必要かをよく考えましょう。
極端なことを言ってしまえば、上記画像の機能は全部なくても問題ないです。
これらの機能は「あれば便利」という機能であって、これらの機能がついているからと言って、縫い目がきれいになるという肝心な目的には直結しないからです。
個人的に、上記の画像の中の機能でついていて欲しいものをランキングで言うならば・・・
- 1位 フットコントローラー
- 2位 自動糸切
- 3位 自動糸通し
- 4位 フリーアーム
- 5位 文字刺繍
- 6位 液晶画面
ポイント4. 縫い目模様の種類
縫い目の模様の種類、これ、結構重要です。
- ただ、直線縫いだけができればいいのか。
- 直線縫いの他に、ジグザグミシン機能だけがあれば十分なのか。
- お花や葉っぱなどの刺繍ができるものがいいのか。
機能がいろいろついているものは、その分価格も上がるので、出せる金額との相談ということになりますね。
最低限の欲しい機能は、直線縫いとジグザグミシン機能。
この二つの機能が付いていれば、いろいろな作品を作ることができます。
ボタン付けをしたければ、ボタンホール機能も必要になりますね。
ポイント5. サイズと重さ
ミシンには重さの違いで2種類に分けられます。
■コンパクトミシン
重量 | 6kg以下 |
メリット | 小さいので場所を取らない
軽いので移動がラクラク |
デメリット | 縫っているときの安定感が足りない
パワーが弱い(厚手の生地が苦手) 大きいものは縫いずらい |
■フルサイズミシン
重量 | 6kg以上 |
メリット | 縫っているときの安定感
厚手の生地も縫えるパワー スペースが広くて縫いやすい |
デメリット | 重みがあるので、移動が大変
広い作業スペースが必要 |
どちらがおススメかというと、間違いなくフルサイズミシンです。
重いといっても女性でも持ち上げられる重さだし、外に持ち歩くわけではなく、家の中での移動だけなので問題ない重さです。
作業スペースにしても、コンパクトミシンに比べれば広いスペースが必要ですが、縫う時の安定感を考えたら、圧倒的にフルサイズミシンに軍配があがります。
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2020年おススメのミシン
2020年におススメのミシンをご紹介します。
現在、新型コロナウィルスの外出自粛の影響でミシンがバカ売れしていて、掲載しているものが売り切れになっているかもしれません。
また、価格は記事掲載時のものなので、変わっているかもしれませんがご了承ください。
■SINGER(シンガー)電子ミシン
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29304円
個人的には一番おススメなミシンです。
電子ミシンなので、模様縫いの数は15種類と少なめですが、機能がシンプルな分、強い耐久性が売りで、安定感があります。
電子ミシンの中では少しお高めに感じるかもしれませんが、それに応えるだけの性能があり、人気の商品です。
■JUGAR(ジャガー)のコンピューターミシン
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23250円(税込)送料無料
ステッチななんと40種類!
「不器用ママの楽ちんミシン」とうたっているだけあって、ミシンになれていない方でも使いやすいミシンです。
■JANOME(ジャノメ)コンピューターミシン
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40590円(税込)送料無料
音が静かなので、お子さんが寝静まった後に作業することもできます。
わかりやすいDVD付きで、ミシン初心者さんにもわかりやすいです。
少しお高いですが、その分高性能。
わかりやすいガイド線7枚の送り歯で厚手もラクラク縫えたりと、洋裁が楽しくなる機能が満載です。
『ミシン初心者のためのミシンの選び方』まとめ
初心者さんのためのミシン選びについてまとめましたが、いかがでしたか?
ミシンは機能によって値段もピンキリなので、自分にとってどんな気泡が欲しいのかをよく考えて選びたいですね。
ミシンを買ったら、まずはマスク作りをしてみてくださいね。
布やガーゼのマスクの作り方
マスクカバーの作り方
マスクポーチの作り方
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