生地の耳って何?耳は使う?使わない?耳で表裏を見分けることができる!

生地の耳って、お裁縫を始めると良く聞く言葉です。

 

生地の耳って何?どの部分なのかな。

耳は使う?使わない?

さらに、耳で生地の表裏を見分けることができる場合もある?

 

早速、生地の耳について見ていきましょう。

 

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生地の耳ってどこ?

 

ヨコ地は、巻きになっている生地を購入するときにハサミカットしてくれる方向のことをいいます。

 

ちなみに、生地の耳から耳までを、生地の全幅と呼んだりします。

ヨコ地は生地の幅ということになるので、よく生地の幅について「110cm幅」などと表記されていますが、これは全幅の寸法のことを言います。

 

耳も使っていい?

通常は耳は使わないことが多いです。

理由としては、耳は生地が引っ張られて歪んでいたり、織り方が違っているからです。

 

両耳から2~2.5cm×両側の5cmを除いた部分を生地の有効幅と呼び、通常はこの有効幅を使って裁断をしていきます。

 

例外としては、耳の部分のメーカーやブランドのロゴがかわいいので、あえてその部分を使用する、なんていうこともあります。

このように、デザインの一つとして耳を使うのもおしゃれですね。

その場合は、ポケット部分に使ったり、裾の部分に使うなど、ゆがみがあっても影響の少ない部分で使うのがおススメです。

 

布の耳には種類がある

耳は、生地の部分と織り方が違っています。

薄手の生地でも、耳の部分だけはしっかりと厚手になっていたりします。

 

色々な生地の耳を見比べてみるとわかりますが、耳にはいろいろな種類があります。

  • 短い毛足のように織り糸がヒラヒラしているものや
  • 小さな穴がたくさん開いているもの
  • 白や赤などの線になっているもの
  • メーカーやブランド名の記載があるもの

などです。

 

耳で生地の表裏を見分ける

生地の耳は情報の宝庫!

この耳の部分を使って、表裏を見分けることもできるんです。

 

耳を見てみましょう。

 

耳に文字が印刷されているとき

このように、耳にメーカー名やブランド名などの文字が印刷されているものがあります。

文字がきちんと読めるほうが表です。

わかりやすいですね。

 

耳に穴があいているとき

穴の凹凸が見た目で分かりにくくても、触ってみるとわかりやすいことが多いです。

 

 

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