エコバッグやお弁当バッグなどに使えるあずま袋。
パッと見、風呂敷を持っているのかな?と思うような形のあずま袋ですが、ちゃんと袋の形になっているので、スーパーなどでもパパっと詰めることができて便利です。
今回は、初心者さん向きのめちゃくちゃ簡単なあずま袋の作り方をご紹介します。
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目次
初心者さん向けのあずま袋
お裁縫初心者さん向きに、めちゃくちゃ簡単にできるあずま袋の作り方をご紹介します。
今回はお弁当を入れたり、イチゴやパンなど、つぶれやすいものを単独で入れるエコバッグとしても使える、タテヨコ共に32cm(広げたときのサイズ)の小さいサイズです。
サイズを変更すれば、同じ作り方で大きいバッグを作ることもできます。
わかりやすい寸法で裁断するため、仕上がりの正方形にずれが出ますが、結んで使用するため、気にならないほどのずれです。
上部を見ると角がずれているのがわかりますね。
ずれがなく、キレイに作りたいという方のために、今後、別の作り方をご紹介する予定です。
生地選び
あずま袋の生地は、綿か麻がおススメ。
出来上がりの風合いがかわいく仕上がります。
汚れが付きにくいナイロンなどで作って、スポーツジムに持っていく着替えを入れるのもいいですね。
持ち手を結ぶので、あまりゴワゴワした生地だと扱いづらいです。
綿なら、ブロードかシーチングあたりがおススメ。
麻なら、リネン100%や、コットンリネンなどがおススメです。
道具
チャコペン
ヘラ(チャコペンでも可) カッターマット(新聞紙や段ボール、雑誌などでも可能) 定規 ミシン 待ち針 裁ちバサミ 糸切バサミ アイロン |
今回印付けにはヘラを使用しました。
綿やリネンなら、ヘラで印が付くので便利です。
色がつかないので、チャコを落とす必要もなく、便利です。
ヘラで印をつけるときは、机に跡がつかないように、
カッター用のマットか、なければ一日分の新聞紙か段ボールや雑誌などを下に敷くといいですよ。
ヘラがなければ、チャコペンでも大丈夫です。
材料
生地は、タテの長さを1として、ヨコは1:1:1つまり縦の長さの3倍の長さ分になります。
今回は
タテ25cm×ヨコ75cm(25cm×3)
の生地で作ります。
仕上がりサイズは
タテ約32cm×ヨコ約32cm
です。
お弁当や、卵パックやいちごなどのちょうどいいサイズです。
【材料】 生地・・・タテ25cm×ヨコ75cm 糸・・・ポリエステル60番(色は生地に合わせて) |
用意するものはこれだけです。
裁断と印付け
では、早速作り始めていきましょう。
縫う前に、まずは裁断と印付けをしていきます。
裁断
今回は長方形という単純な形に裁断するので、型紙な不要です。
生地に直接作りたい大きさをチャコペンで記入していきましょう。
生地の裏側に描くと、万が一間違えたときも安心です。
布目はタテでもヨコでも大丈夫です。
印付け
今回はヘラを使った印付けをご紹介します。
綿や麻は、ヘラの印が付きやすいので、おススメの方法です。
ヘラがなければ、チャコペンでおなじ用に印をつけていきましょう。
縫い方の手順
裁断と印付けが終わったので、早速縫っていきましょう。
1. タテ(短い方)を待ち針で留める
まずタテから縫うために、縫い代を待ち針で留めていきます。
先ほどヘラで印をつけた1.5cmに向かって折り、さらに印のところで折ります。
つまり、7.5cmずつの三つ折りになるわけです。
2. タテを縫う
待ち針で留めたギリギリのところを縫っていきます。
縫い始めた縫い終わりは、返し縫をしましょう。
3. ヨコ(長い方)を待ち針で留める
次はヨコの縫い代を待ち針で留めていきます。
要領はタテと同じです。
4. ヨコを縫う
要領はタテと同じです。
待ち針で留めたギリギリのところを縫っていきます。
縫い始めた縫い終わりは、返し縫をしましょう。
これで四方ぐるっと縫うことができました。
5. 縫い合わせる部分に印をつける
生地をおもて面を上にしておいて、三つ折りします。
三つ折りしたところに印をつけて、上の一枚をめくっておきます。
6. 縫い合わせる
1/3の下部だけ縫い合わせます。
縫い始めと縫い終わりには返し縫いをします。
塗ったら、下図ように、ペロンとめくっておきます。
残りの1/3の布を折って重ね、ペロンとめくった部分を縫いこまないように、上部を縫います。
7. アイロンをかける
縫った部分にアイロンをかけ、縫い目を落ち着かせたら完成です!
お弁当を入れるとこんな感じです。
サイズ違いもおススメ
今回ご紹介したサイズは小さめなので、これより大きいサイズでしたら、
Mサイズ・・・タテ40cm×ヨコ120cm
Lサイズ・・・タテ55cm×ヨコ165cm
を目安につくってみるといいですよ。
Mサイズ以上の大きいサイズのバッグを作るときは、縫い合わせるときに、二度縫い(同じところを重ねて二回縫う)すると、重いものを入れてもしっかりして安心です。
Lサイズは、一泊旅行などにも使えるサイズです。
要領も大きくなるので、生地に、オックスやツイルなど、少ししっかり目の生地を使うのもいいですね。
▼本格的な裏地付きのあずま袋の作り方
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