夏のマスク着用は熱中症の危険がありますよね。
感染リスクをとるか、熱中症リスクをとるか、ホントに困ったもんです。
要は、涼しくマスクが着用できればいいわけですよね。
ならばいっそのこと、『布マスクを凍らせてみたらどうか』という発想に至りました!
- マスクを凍らせる
- ガーゼフィルターを凍らせる
の2パターンで実験してみました
では早速、冷凍マスクと冷凍フィルターの作り方や使った感想などの実験結果をご覧ください!
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目次
布マスクとガーゼフィルターを用意する
布マスクは、手作りのマスクを用意。
ガーゼのフィルターは2サイズ用意。
大き目サイズは、マスクに入れると口と鼻をガードする大きさです。
小さめサイズはマスクの下側にセットすると鼻にかからずに口とアゴにかかるように使うことができるサイズです。
布マスクとフィルターを凍らせてみる
早速、布マスクとフィルターを凍らせてみましょう。
■凍らせ方
① 洗面器などに水をためて、布マスクをしっかりと濡らします。
② 手で軽く絞ります。(凍らせるためには、適度に水分も必要かなと思い、軽くしぼってみました)
③ ジップロックなどに、重ならないように入れます。
④ 冷凍庫に平らに入れ、凍らせます。
15分後くらいに凍り具合をチェックしたら、すでにちょっとシャリシャリに凍っていました。
その後、4時間後くらいに確認したら、カチコチに凍っていました。 半日もあれば、しっかり凍るようです。 |
装着してみる
冷凍マスクを装着
まずは、冷凍マスクをつけてみましょう。
冷凍庫から出したては、こんなにカチカチ。
このままだと装着するのも難しいなと思いながら、1~2分くらいマスクを触っていると、徐々にマスクがほぐれてきて、装着できるくらいに柔らかくなってきました。
では、早速装着してみます。
わぁ~、かなり冷たい!!
装着した感じはこんな感じです。
ちょっといびつですが、それほど気にならない感じです。
つけていると、さらに顔に馴染んできます。
冷凍マスクをつけて、気温28度くらいの暑い日に15分過ごしてみましたが、ずっと冷たかったです。
でも、これ以上時間が長くなると、凍った感じはなくなってくるかなという感じです。
凍っていなくても、濡れているだけでもヒヤッと気持ちいいので、外での時間が長くなる時は、乾いてきたら濡らす、を繰り返すと冷たく使い続けられそうです。
冷凍フィルターを装着
次は冷凍フィルターを装着してみましょう。
布マスクと口の間にフィルターを付けて実験してみます。
冷凍庫から出したてはカチコチで固まっていますが、1~2分もすればほぐれてくるので、マスクと口の間に入れるとしっとりなじみます。
大きめサイズのフィルターは、マスク全体が冷たい感じです。
小さめサイズの方は、口から顎にかけて冷たい感じです。
冷凍マスクと違って耳のゴムは凍っていないので、それだけでも装着した感じが全然ちがいます。
冷凍マスクだと顔全体が濡れているように感じましたが、フィルターだと口元だけが冷たい感じで、違和感がありません。
外から見ても凍ったフィルターが入っているとはわからない感じです。
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冷凍マスクとガーゼフィルターの良い点
凍ったマスクとの良い点をまとめてみます。
マスク | フィルター | |
---|---|---|
凍ってカチコチでもあっという間に顔に馴染む | ◎ | ◎ |
めちゃくちゃ冷たい | ◎ | ◎ |
溶けても濡れているだけで冷たさを感じることができる | ◎ | ◎ |
クールタオルってありますよね。
濡らして冷たくしたタオルを首に巻くアレです。
冷凍マスクはそんな感じです。
というより、それより冷たいです。
かなり冷たいので、暑がり男子にもおすすめですよ。
冷凍マスクの悪い点
めちゃくちゃ冷たい凍りマスクですが、実は悪い点もあるんですよね・・・
マスク | フィルター | |
---|---|---|
運動中など息が荒いときには息苦しさを感じる | 息苦しい | 鼻をずらせばいきぐるしくない |
凍った状態は数分しか持たない | あてはまる | あてはまる |
マスク部分の顔が湿った感じになる | 広範囲で湿った感じ | 湿った部分はほんの一部分 |
出先で濡れたマスクを外した時に収納場所に困る | 収納袋が必要 | 収納袋が必要 |
濡れたマスクやフィルターは空気を通しずらいので、ガード力がある反面、どうしても息苦しさを感じやすいです。
特に、駅まで急いで歩いているときやスポーツなどで息が荒くなってくると、息苦しさを感じてしまいます。
そんな時は、マスクを少しずらしたりしながら、呼吸を整えるといい感じです。
冷たさに関しては、気温にもよりますが、凍った状態は、数分しか持ちませんが、溶けてもしばらくは冷たいです。
ぬるくなってきた場合は、また水道の水でぬらして絞れば、冷たさがある程度復活します。
欠点としては、凍らした部分は、どうしてもマスク部分の顔が湿った感じになります。
朝バッチリメイクしたのに、出勤時に凍りマスクをつけると途端に顔が湿ってしまうのでメイク崩れが気になりました。
どうせマスクしてるからバレないと言えばそうなんですけどね。
ちょっと面倒なのは、濡れたマスクを外した時ですね。
濡れているので、そのままバッグに入れるわけにはいかないので、ビニール袋に入れる必要があります。
冷凍マスクをつけるときは、ビニール袋は忘れずにもちあるかないといけません。
冷房の効いた場所などに入ると、濡れたマスクは冷えすぎるので乾いたマスクに付け替えたくなります。
替えのマスクは必須ですね。
冷凍マスクと冷凍ガーゼフィルターを使った感想まとめ
今回の実験では、布マスクの素材は、冷感接触・速乾などの機能があるポリエステルの生地で作った手作りマスクとコットンガーゼの両方で実験しましたが、どちらも同じ凍り具合と使用感でした。
冷凍マスクとフィルターの使用感の違いをまとめてみましょう。
冷凍マスクは、全体がめちゃくちゃ冷たいので、最高に気持ちいいけど、どうしても顔全体がぬれたような感じになってしまいます。
顔を広範囲で湿らせたくない場合やメイク崩れが気になる場合などは、冷凍ガーゼフィルターくらいがちょうど良さそうです。
息苦しさに関しても、ガーゼフィルターなら、鼻にはかからないように、口と顎部分を冷やすことができるので、息苦しさを回避することもできます。
総合的にみて、冷凍ガーゼフィルターの方が使い勝手が良さそうです。
近所を散歩するときや、スポーツ観戦時など、がっつり冷やしたい時は冷凍マスク、これから電車で出かける予定があるときなど、メイク崩れが気になるときは冷凍ガーゼフィルター、というように、状況によって使い分けるのがおススメです。
両方やってみて、自分に合った方を選ぶのがベストですね。
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