ミシン糸の色の選び方|生地より濃い色?薄い色?生地と同じ色?違う色?

意外と迷うのが、ミシン糸の色

 

生地とピッタリ同じ色の糸があればいいですけど、案外ピッタリの色ってないもので、そんな時、どう選べばいいか迷いますよね。

 

糸色の選び方にはちょっとしたコツがあります。

それさえわかれば、そんなに迷わなくて済みますよ。

 

ここでは、ミシン糸の色の選び方をご紹介します。

 

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色見本で選ぶ

糸色を選ぶときに役立つのが、糸色見本帳です。

手芸屋さんの糸売り場に行くと置いてあるので、目にしたことがある方もいると思います。

 

【色見本帳の使い方】

色見本帳の上に布を置き、色見本の糸色を選んで一本生地の上に乗せてみて、しっくりくる色を選びます

 

糸はネットで購入したいから、家で色を選びたいな、という方のために、色見本帳は販売もしています。

 

■楽天で見つけた糸の色見本帳

 

無地の生地の糸色選び

無地の生地の糸色を選ぶときは、生地の濃淡に合わせて選びます。

  • 色の濃い生地には色の濃い糸
  • 色の薄い生地には色の薄い糸

というように選ぶとしっくり馴染みます。

 

二色使いのチェックやストライプ生地の糸色選び

地色か柄の色の糸、好きな方の色を選びます。

濃い色の方の糸色を使うほうが馴染んで目立ちにくくなりますが、あえて薄い色のほうを選んで糸色を目立たせるのもデザインのひとつですね。

 

多色使いのプリントの生地の糸色選び

多色使いの柄の生地の場合は、生地にいろいろな色が使われているので、糸色はアクセントにしたい色を選びましょう。

 

地の色にするか、柄の中の協調したい色を選ぶかはお好みです。

生地の上に糸を置いて、ちょっと離れた位置から見てみると感じがつかみやすいです。

 

生地とは違う糸色を使う

デニム素材ばバッグなどのステッチには、あえて生地と違う糸色を使ってアクセントにすることがあります。

 

ステッチをする場所によっては、糸の太さをちょっと太めにすることで、ステッチを模様として楽しむことができます。

 

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どんな生地にもなじみやすい糸色選び

洋裁をこれから始めよう、という方で糸はあまり持っていないという方がまず揃えるのにおススメの糸色は、

  • 生成り(オフ白)
  • 透明色

です。

 

■生成り(オフ白)の糸

生成りの糸は、どんな色の生地にもなじみやすいので、超おススメ。

生地によって糸を変えるのは面倒・・・という方も、生成りがあれば、薄い色の生地なら、ほとんどの生地になじみます。

真っ白の糸は意外と目立ってしまうので、生成りがおススメです。

 

■黒の糸

濃い色の生地の場合には、黒があれば、それなりに対応できます。

しっくりというほどではないかもしれませんが、それなりに馴染みます。

 

■透明の糸

布の色に合わせていちいち糸も買うのが面倒、ということで、透明の糸の購入を考える人も少なくないようですが、私はあまりお勧めしません。

理由は縫いにくくて初心者向きではないからです。

デメリットとしては

  • ナイロン製でテグスに似た硬さがある
  • 光沢があり、生地に馴染みにくい(意外と目立つ)
  • 肌に触れると硬さ気になる
  • 糸調子が難しい
  • 時間が経過すると変色することがある

などです。

 

透明の糸をうまく扱えるよという自信がない場合は、生成りや黒の糸で対応するほうがよさそうです。

 

透明の糸を使うのであれば、ビーズやパールを縫い付ける、など、手縫いで縫う場所で糸色を目立たせたくない箇所に使うのがおすすめです。

 

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生地選びも楽しいですが、糸色選びも楽しいですよね。

1から自分で作った作品は愛着が沸きます。

糸選びにも自分らしさを表現してくださいね。

 

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